原始反射って何?

あなたは「原始反射」という言葉をご存知ですか?

生まれたばかりの赤ちゃんの掌にそっと触れると、可愛い手でギュッと握り返されて、その可愛さに思わず微笑んでしまう。そんな経験が皆さんにもありませんか?

思わず自分の事が好きで握ってくれたのかな?と思うこともあるかもしれません。これは、赤ちゃんの意志とは関係なく、「掌に刺激が加わると握る」という赤ちゃんに生まれつき備わっている反射的な動きなのです。 赤ちゃんの動きの中には、このように刺激を受けて起きる反射的な動きのパターンがいくつもあります。例えば、掌に刺激が加わると握る動きをする「パーマー反射」 口に物が入ってくると強く吸う「吸啜反射」首の傾きや音や光などに反応して手足を広げ、ビックリしたようなポーズを取る「モロー反射」足の裏に刺激を加えると指をギュッと丸めたり、広げたりする「足底反射」など。これらの反射的な動きは、母親にしがみついたり、おっぱいを飲んだりするなど、生き延びる為に必要な動きであり、また、何度も繰り返すことによって、その動きをする為に必要な神経回路や筋肉を発達させ、自分の意志で思い通りに身体を動かせるようになっていきます。

生き残りのための原始反射が残存していると、
・固まったり、闘争逃避モードになったりしやすい
・感覚過敏や感覚鈍磨
・自分の意志とは関係なく身体が動いてしまう
などの生きづらさにつながる事があります。自分自身の原始反射を知ることによって、お子様や周りの方への理解につながるでしょう。

詳しく原始反射の説明を見たい方はコチラ → http://genshihansha.jp
(一般社団法人ここからだのWEBサイト内の原始反射説明ページに飛びます)