発達支援コーチをどのように活かしていますか?
現在、兵庫県篠山市にある児童支援センターえがおで勤務し、発達障がいのある子どもたち に、統合遊びを中心とした運動療法を行い、発達の土台づくりをサポートしています。 山々に囲まれてゆったりとした時間が流れる良い環境の中で、子どもたちの笑顔をいっぱ いに浴びながら療育を行えることに幸せを感じています。 私は以前幼児教育に携わっていました。その頃は時間に追われ、自分の出来なさに落胆し、
子どもたちの大切な変化に気づくことすらできない日々を送っていました。しかし、発達支
援コーチに出会って、子どもたちとの時間がこんなにも楽しいものだということ、自分は自 分でいいんだということに気づかせてもらいました。 また、私は音楽が好きなので、療育の一環として子どもたちと一緒にギターに合わせて歌っ
たり、踊ったりしています。療育はこうであるべき、子どもとはこう遊ぶべきという固い考
えではなく、遊びが自然に療育へとつながり、発達への手助けになるという事を、発達支援
コーチを通して学ばせていただきました。児童支援センターえがおは、職員同士のつながり も深く、温かく居心地の良い施設です。篠山に来られた際はぜひ遊びに来てください。
同じ職種の方にひと言お願いします
発達支援コーチに出会って分かったことは、ひとりひとりにあった療育、マンツーマンの重 要性です。 幼児教育に携わっているときに、集団では小さな変化や発達のヒントを見落としがちにな
ることが多々あったことに気づけたことが、今の私にとって大きな進歩だったと思います。
現在の児童発達支援施設でも、人員配置上難しい問題ではあると思いますが、少しでも一人
一人に合った体制をとれること、マンツーマンのかかわりが持てるように日々工夫するこ とが大変であり、楽しみなことです。 保育士、児童発達支援に携わる皆さま、ぜひ発達支援コーチの良さに触れてみてください。