原始反射って何?

あなたは「原始反射」という言葉をご存知ですか?

「原始反射」という言葉を、初めてお聞きになる方もいらっしゃるかもしれませんし、医療関係の方や発達心理などを学ばれた方でしたら「赤ちゃん時代に見られる反応」としてお聞きになったことがあるかもしれませんね。

生まれたばかりの赤ちゃんは、自分で体を動かすことはできません。自分から外へ働きかけるというより生まれつき備わっている反射で外の世界に対応しています。

頭を急に後方へさげると手足をびっくりしたように広げる「モロー反射」。足裏に触れると、指をぎゅっと曲げる「足底反射」。背中のある部分をさするとその方向に腰をキュッとねじる「脊髄ガラント反射」など。これらは、赤ちゃんが自分の意志で行なっているわけでなく、誰にでも生まれつき備わっている「反射」、いわば本能的な動きです。

これらの反射は本来2歳くらいまでに卒業するのですが、何らかの理由で上記のような原始反射を保持したままになることがあります。そうなると、それが原因となって「感覚が過敏」、「極度に恐れる」、「注意と集中に問題がある」、「手足の不器用さ」、「おもらしグセ」、「ストレスに弱い」などの様子が見られ、日常生活のお困り感や問題行動につながります。これが「原始反射を保持している」ことによる生きづらさ、学びづらさの仕組みです。

ただし、原始反射がもしあなたのお子さんに見られても病気だというわけではありません。(だって、一般の大人にも普通に見られるのです。)

むしろ、原始反射を保持しているお子さんは、頑張り屋さんで賢く心の優しい子が多いです。なぜなら周りの子が自然に簡単にできることでも、自分が抱えている様々な困難さ故に、学習や人とのコミュニケーションにも自分なりの努力や工夫をしているからです。

詳しく原始反射の説明を見たい方はコチラ → http://genshihansha.jp
(一般社団法人ここ・からだのWEBサイト内の原始反射説明ページに飛びます)